米軍払下げ品をご存知ですか?
米軍放出品ともいいますが、文字通り、アメリカ軍から民間に払い下げられた(不要になりを売り渡す)物資のことです。
こうした米軍払下げ品は、ミリタリーショップはもとより、沖縄県内の払下げ品販売の店舗や通販サイトなどで気軽に購入することができるものなんです。
沖縄には数多くの取り扱い店が存在する
沖縄には昔から米軍基地があり、米軍基地内で行われるフリーマーケットや会員制の入札が行われているため沖縄県内にはたくさんの米軍払い下げ品の取扱店舗があります。
40年、50年前から営業しているお店もあり地域に根付いた文化の一つとして、歴史の重みを感じますね。
迷彩服だけじゃない!?種類の豊富さも魅力
未使用品から中古品まで様々ですが、お店に並ぶ以前は、どれもが米軍の管理下にあったアイテムですので、リアルな米軍の雰囲気を感じられる魅力があります。
米軍払い下げ品と聞くと、迷彩服を想像される方も少なくないと思われますが、。思い描くような迷彩服の他にもたくさんありますの魅力的な品物があります。!
定番の勲章やキャップやベルト、バッジなどの服飾品はもちろんのこと、寝袋やリュックサック、ガスマスク、錠前やからスプーンまで・・・
ありとあらゆるものが米軍から払い下げられているため、その種類は多岐にわたり豊富です!
お店やタイミングによってはイスなどの家具に出会えることもあるかもしれません。
強度抜群!質実剛健
米軍払い下げ品は、元々が民間向けに作られたものではなく、ミルスペック(MIL SPEC)と呼ばれる米国防省の厳しい「仕様書」表記により管理されていて
強度や質品質に関しては折り紙付きのものばかりです。
厳しい戦地のあらゆる気候や環境に対応できるアイテムの中でも、特に衣類は実用性の高さを感じられるものばかり。
生地も丈夫ですし、夏場は涼しく、冬場は暖かく防暑・防寒にも優れています。
サバゲー、ミリタリー好きにはもちろんおすすめ!
サバゲーやミリタリー好きの方にはいうまでもないことかもしれませんが、ヘルメットやゴーグル、実際に使用されていた銃のホルダーなども手に入ります。
実際に使われていた装備を身に纏ってサバイバルゲームに参加すれば、よりリアリティが出て興奮度アップ間違いなしですね!
ミリタリーに興味のない人にもおすすめのアイテムがたくさん
ミリタリーの服と聞くと先述のとおり、迷彩服が思いついてしまいがちですが、それだけではないんです。今もなお人気の高いMA-1やN-3Bなどフライトジャケットは、名前の通り軍で使用されている物だとご存知でしたか?
もちろんそれらのフライトジャケットの払下げ品が手に入ることもあります。
フライトジャケットがファッションに取り入れられ、様々な素材や形状のものが販売されていますが、やはり本家大本のフライトジャケットのかっこよさは格別です。
実際に使われていたものの中から、自分にぴったりのフライトジャケットが見つかるかもしれません!
また、アウトドアレジャーが趣味の人にもおすすめのものがたくさんあります。戦地で活躍するように設計された機能性に富んだバッグやポーチは、様々なものを持ち歩くアウトドアレジャーには必須ですし、防水性と耐久性に優れたミリタリーブーツをはじめ、カラビナやスコップ、レインウェアなど過酷な環境下で頼りたいアイテムも、米軍で実際に使用されていたものという保証があるものは心強い味方ですよね。
本物か偽物かどうかの基本的な見分け方
沖縄県下の米軍払い下げ販売店で偽物をつかまされてしまう心配は少なそうですが、衣類や服装品は偽物も多数流通しているため知らないまま購入してしまっていたり、本物か偽物かわからず疑心暗鬼におちいってしまう方もいるかもしれません。そんな本物か偽物かの見分け方のひとつとして、コントラクト(契約)番号というものがあります。
払い下げ品はそもそも米軍支給品であり、米軍支給品は、米国国防省予算で調達された軍用品なので、コントラクト(契約)番号がついています。
小物やブーツ等は梱包材・箱にコントラクト番号が記載され個別のには記載のない物もありますが、縫い付けてあるタグに、CONTRACT No.(コントラクト番号)の有無で確認できます。見分け方のひとつとして覚えておくと良いかもしれませんね。
最後に
米軍払い下げ品は、ここでは紹介しきれなかった品目もたくさんありますし、沖縄県内の販売店舗にはまだ見ぬ希少な払い下げ品が眠っているかもしれません。
また、通販には出品していない商品も多数あるため、実際にお店に行って自分だけの掘り出し物のお宝を探してみるのも面白いかもしれませんね。