引っ越しをするからいらなくなったものや、新しいものを買ったので古くなったもの、ライフスタイルの変化によって必要なくなったもの。お部屋のありとあらゆるいらないものの処分、どうしていますか?
そんな、いらなくなったものをリサイクルショップに買い取ってもらう事ができれば、処分の手間もかからないし、思わぬ収入にもなるし一石二鳥ですよね!
沖縄はリサイクルショップの数が多い県ですし、利用しない手はありません。

■買取価格って決まってるの?値段が決まる要因

まず最初に知っておくべき基本的な知識として、「リサイクルショップでの買取価格は決まっていない」です。
大手のリサイクルショップになれば、データがあるのである程度それを基準に買い取り価格を設定しますが、基本的にな買取価格は決まっていません。
概ねよく言われている買取相場の基準は「中古での販売値段の10%前後」です。
しかし、ベッドやソファーなどの身体が触れ続けるようなものは、前に使ってた人が判らない心地の悪さから、新品を買いたがる人が多いのに対し、テレビなどの家電は状態さえ良ければ中古でも躊躇がなく、買い手が付きやすい傾向にあります。
つまるところ、買取査定価格は、人気や需要に左右されます。需要の高い商品は買い取り価格も高くなりますし、逆に需要の低いものは買い取り価格が低い傾向があります。

■買取価格のおおよその予想を立てておく

あなたが処分したい、そのいらなくなったもの、もしかしたらいい値段で売れるものかもしれません。何もわからないまま言われるがまま買い取ってもらったら、二束三文にしかならなかった。そんなことは避けたいですよね。
商品を持ち込む前に、おおよその価格の予想を立てることができたら、納得のいく買取価格で取引できるかもしれません。
先ほど書いたように買取金額は「中古での販売値段の10%前後」ですので、中古での販売価格の相場が判れば、お手持ちの商品の買取価格の予想が立てられるというわけですね。
そこで役に立つのが「ヤフーオークション」。ヤフーオークションでの落札価格が、その商品の中古販売価格に限りなく近いので、その値段の10%前後が、おおよその買取価格になります。

■注意!買い取ってもらえない可能性のあるもの

やはり注意しておきたいのは、すべての商品が買い取ってもらえるわけではない、という事。
製造年数の古いもの(特に家電は注意)、消耗や破損、汚れが激しいもの(修理の手間から再販が難しそうなもの)、組み立て家具(もともとの販売価格の安さと需要低)、こたつや扇風機などの季節商品(オンシーズンであれば買い取ってくれる可能性はあるが、シーズンが終わると来年まで在庫になるため)などは、買い取って貰えない可能性が高い商品なので、せっかく持ち込んだのに買い取れない、と言われてしまうのも時間の無駄なので、持ち込む前にお店に問い合わせてみるとよいかもしれません。

■査定を比べて賢く売ろう

買い取って貰えるもの、貰えないもの、高く売れるもの、安く買いたたかれるもの、あなたの商品につく値段はリサイクルショップによって千差万別でしょう。
お店によって得意な商品も違いますし、抱える在庫の種類や量も違います。時間と手間はかかりますが、リサイクルショップを巡り、一番高く買い取ってくれるお店を探してみるのも良いかもしれません。
幸い、沖縄県内は個人経営のリサイクルショップも多いので、A店ではだめだったがB店ではむしろ高く買ってくれた!なんていうことも充分あります。

■情報と交渉がものをいう

いかがだったでしょうか。リサイクルショップに物を売る場合、重要になってくるのは情報と交渉です。
需要のある商品は少しでも高く買い取ってもらえますし。需要が低い商品も買い取ってくれるお店は必ずあります。商品によって使い分けて、賢くいらないものを処分しましょう!