新しく買うのはともかくとして、なかなか買い替えるタイミングの少ないクーラー。
今あるクーラーを手放して、新しいクーラーを設置したいけど勝手がわからない・・・。
そんな方のお役に立ちそうな情報をまとめてみました。
●クーラー売るならリサイクルショップ
クーラーは、取り付けも取り外しも工事必須の家電なので、フリマアプリやネットオークションに個人で販売することは難しいです。
後述していますが、工事と清掃の兼ね合いから個人が販売しているクーラーはリスクが高くいくら安くしてもなかなか買い手が見つかりません。
クーラーを売るなら、やはりリサイクルショップが良いでしょう。取り外しもしてくれるところを探しましょう。
●クーラー売るならシーズン直前
家電も衣類と同じでシーズンが大切です。コタツやヒーターが活躍する冬に、クーラーを購入する方も販売するお店も少ないですよね。
夏の暑さを予感させる初夏ごろが売りに出すには最高のタイミングです。冬と夏では買い取り価格が大きく違うので、どうしても冬でなくてはいけないことがなければ、なるべく初夏に買い取ってもらうようにしましょう。
●クーラーを売る前に確認したいこと
査定をお願いする前に、いくつかの事を確認しましょう。わかる範囲で内容を調べ、査定依頼をかけることで取引がスムーズになります。
・クーラーの型番
室外機と室内機にそれぞれあるが室内機の型番をチェックしましょう。大体は室内機の下側にラベルがあるのでそこで確認できます。
型番により容量や製造年が把握できるため査定においては必須項目になります。
当然のことですが、製造年の新しいものほど高く売ることができます。
クーラーに限らず、家電製品の買取りは製造年から5年以内が基本なのであまり古いクーラーですと、値段がつかないこともあります。
5年以上経過しているものでも、人気の機種や状態が良いため買い取ってもらえる場合もあるので、製造から5年以上経過している機種でも型番を調べてリサイクルショップに問い合わせてみましょう。
・クーラー(室内機)の状態
型番が新しいものでも、状態が悪いものに値段はつきません。状態もさることながら空気関係の家電に関しては、販売後のクレームを考慮してデリケートに取り扱うケースが多いです。
送風時の臭いや、内部の汚れがひどいものはもとより、室内でペットを飼っていた、タバコを吸う部屋で使用していたクーラーは買い取ってもらえないパターンもありますので注意が必要です。
お掃除ロボット機能のあるモデルは、こまめに掃除を実行して内部を清潔に保つように心がけましょう。
・室外機の状態
室外機の汚れや錆びがひどいと、値段が下がってしまったり、買い取ってもらえないことがありますので注意しましょう。
また、室外機はクーラーと同じ階に設置されているのが望ましいです。取り外し工事の難易度が買い取り価格に影響することがあります。
・付属品の有無
保証期間内であればメーカーの保証書はとても重要です。これがあるかないかで価格は雲泥の差ですので必ず準備しましょう。
リモコン、取扱説明書も必ず準備しましょう。
●自分で取り外してはいけない
クーラーの取り外しは自分でやってはいけません。取り外しを誤ると冷媒ガス漏れや破損してしまい、処分することになりかねません。
エアコンの動作確認をするために、取りつけてある状態を買取条件にしている業者も多く、取り外しもセットでしてくれるはずです。
申し込み時に設置状況を伝え、取り外しも一緒に依頼しましょう。
●買い取ってもらえなかったエアコンの処分の仕方
大事に使ったクーラーがちゃんと買い取ってもらえるのが一番ですが、断られてしまったクーラーは処分するしかありません。
クーラーは家電リサイクル法が適用される家電製品4品目に含まれるため、購入した小売店などにリサイクル料金を支払って処分する必要があります。
しかし処分もとても大変なので、最後まであきらめずに買取、無料引き取りしてくれる業者を探しましょう。値段はつかずとも、リサイクル料金や取り外し費用をかけずに処分することができるかもしれません。
●最後に
いかがでしたでしょうか。リサイクルショップにクーラーを買い取ってもらう時、「製造から5年以内のものが望ましい」「状態の良いもの」「シーズン前に売りに出す」「自分で取り外さない」
以上の事が重要になってきます。
クーラーの買い替えを検討されている方は、以上の事を踏まえてリサイクルショップに相談してみてはいかがでしょうか。