閉店やリニューアルによって、什器や事務機器などの店舗用品がいらなくなってしまった場合はどうすればよいでしょうか。
処分するにも、費用が掛かってしまうし、ものによってはまだ使えるものばかり・・・
店舗用品の処分方法は、なにも廃棄だけではありません。
店舗用品を売るいくつかの方法や、売る際に気を付けたいことをいくつかご紹介したいと思います。
買い取りを上手に利用して、かかってしまうはずだった費用をなくし逆に収入に変えてしまいましょう。

●高く売るためのポイント

処分するつもりだった店舗用品も、売るとなればできるだけ高く売りに出したいですよね。
ポイントを押さえておくことで、買取価格が大きく変わってきます。

・できるだけキレイにする

リサイクルショップや買取業者が店舗用品を買い取った場合、洗浄や修理をして再び商品として扱います。
当然のことながら、キレイな状態の店舗用品だは、洗浄や修理の手間が省けるため、査定金額が上乗せされる可能性があります。
査定前には丁寧に磨き、隠せるキズは隠すなどして、出来るだけきキレイな状態にしておきましょう。
購入時の状態に限りなく近づけておけるとなお良いです。自分が中古の店舗用品を購入するなら、出来るだけ状態の良いものを選びたいですよね。
逆に、付属品や取扱説明書が揃ってないとそれだけで査定金額が下がってしまいますので注意しましょう。

・まとめて売る

配送コストや人件費を安く済ませることが出来ることもあり、商品を1点だけで売るよりも複数まとめて売る方が査定金額は高くなります。
リサイクルショップや買取業者によっては数千円から数万円ほど上乗せしてくれる事もありますので、店舗用品を売る際には、複数売りに出すよう心がけましょう。

●店舗用品を売る方法

店舗用品を売る方法はいくつかあります。それぞれメリットデメリットがありますので、物や状況に応じて使い分けられるとよいでしょう。

・ネットオークションを利用する

ネットオークションに出品すると、思っている以上に高値で店舗用品が売れる可能性があります。
全国共通で開催されているものですので、沖縄県内で買い手が見つからなかったものも売れる可能性があります。
ネットオークションは落札するのはほとんど一般の方なので、プロの目で厳しく商品を査定されにくいですし、
中古の店舗商品を買ってローコストで事業を始めたいという人はたくさんいますので、思った以上に高値で売れることもあります。

・買取業者に依頼する

最もお勧めなのが、不要になった店舗用品の買取を行っている買取業者に依頼するという方法です。
買取業者は、故障していたり古くなったりしていても大抵のものは買い取ってくれますし、不用品の回収を一緒に行ってくれるところもあります。
また、スタッフが引き取りに来てくれたり、宅配で送るだけで査定と買取をすませることもできるため大変便利です。
特に出張査定は日時をあらかじめ指定しておけば、店舗の明け渡し期日が迫っていて急いでいる、という場合でも安心です。

業者によってはその商品をいくらで買い取るか、その基準が異なるため、選んだ業者によって査定額に大きく差が出ることがあるため、複数の業者を比較して
一番買い取り額金額の良いところに依頼するようにしましょう。

●買い取ってもらう際に気を付けること

商品を買い取って貰う時に気を付けたいことがいくつかあります。ネットオークションの場合は、自分の希望価格で売りに出すことができるのが魅力ですが、
沖縄県外との取引の場合、送料が高くついてしまうため、人気のある商品でありながらなかなか買い手が見つからないこともあるので注意が必要です。

買取業者を利用する際は、依頼する場合は料金体系が明確で、所在地が明らかな業者を選びましょう。
業者の中には料金をはっきりと伝えず、高額な料金を騙し取るような悪徳業者も存在しています。
また、専門の鑑定士が存在せず、不適切な料金を請求してくるような業者もあります。
必ず契約前にもう一度確認するようにしましょう。
所在地については、事務所を構えず、トラック1台で各地を転々としながら営業している買取業者もおり、
何らかのトラブルが起きたときに所在地が掴めず、逃げられてしまう危険性があるので、絶対に避けましょう。

一番良いのは、店舗や自宅から近く自分の目で実際に確認することができる業者が望ましいでしょう。
お世話になった店舗用品ですから、なるべく良い状態で次の人にバトンタッチしていきたいですね。